pi cameraで物体追跡するために、2軸のカメラマウントを探していました。
そこでAmazonで見つけたのが、こちらのカメラマウント。
組み立て方法を解説している日本のサイトがなかったので、組み立て方法をまとめました。
パーツの加工が必要で、かつ、その加工がけっこう面倒なので、購入検討や組み立ての参考にしていただければ幸いです。
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2軸マウント組み立てに必要なもの
はじめに、組み立てに必要なものを紹介します。
サーボモータ
2軸マウントなので、サーボモータが2つ必要です。
マウントには付属しないので、自分で購入する必要があります。
ニッパー
サーボホーンの加工に必要です
ピンバイス
マウントとカメラを固定するための穴をあけるために使用します。
キリなどでも代用可能です。
マウントに穴をあけたくない方は、厚みのある両面テープでも大丈夫です。
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2軸マウント(A838)の組み立て方法
組み立て方法について順に紹介していきます。
2軸カメラマウント(A838)と、サーボモータ(SG90)の写真を参考までに載せておきます。
![RaspberryPiカメラの2軸マウント](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0756.jpg)
2軸カメラマウント(A838)の袋を開けると、下記のような部品が出てきます。
![RaspberryPiカメラの2軸マウントの部品](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0758.jpg)
ちなみに、ネジが沢山入っていますが、すべて使用する訳ではありません。
サーボホーンの加工
サーボモータのサーボホーンを2軸マウントの部品に取り付けるのですが、
なんと、サイズが合いません。
Amazonの口コミにも載っていることですが、サーボホーンの加工が必要になります。
![PiCameraの2軸マウントの部品](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0759.jpg)
マウントの取り付け部とサーボホーンのサイズが合わないのが、写真から分かりますでしょうか。
重ねるともっと分かりやすいです。
![PiCameraの2軸マウント。](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0763.jpg)
というわけで、
2軸マウントのパーツに合うように、サーボホーンを加工します。
はじめは綺麗に加工したくてヤスリで削っていましたが、
時間がいくらあっても足りないので、ニッパで余分な部分を切ることにしました。
![PiCameraの2軸マウント。サーボホーンをニッパーとやすりで削った](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0766.jpg)
サーボホーンの腕の部分だけを削っても、うまくはまりません。
サーボホーンの底面の部分も削らないと干渉してしまうので、底面が平らになるように、ニッパで加工します。
サーボホーンが加工できたら、
マウントの裏面から、サーボホーンをネジ止めします。
![PiCameraの2軸マウント。ねじしめ。](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0779.jpg)
サーボホーンをもう1つのパーツに取り付けます。
マウントのパーツを、サーボホーンをネジ止めした様子がこちらです。
![PiCameraの2軸マウント。ねじしめ。](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0778.jpg)
マウントにサーボモータを取り付けます。
![ラズパイカメラの2軸マウント。マウントにサーボモータはめ込み。](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0785.jpg)
先ほど、マウントパーツに取り付けたサーボモータを、
逆側のマウントパーツで挟み込みます。
![ラズパイカメラの2軸マウント。マウントにサーボモータはめ込み。](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0786.jpg)
マウントの底面に取り付けたサーボホーンと結合させます。
![ラズパイカメラの2軸マウント。マウントにサーボモータはめ込み。](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0787.jpg)
マウント底面から、サーボホーンとサーボモータをネジ止めします。
なお、ネジはサーボモータに付いてきたものを使用しています。
![サーボモータとサーボホーンをネジ止め](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0781.jpg)
もう1つのサーボモータを、マウントパーツに取り付けます。
こちらは、ネジ穴の位置を合わせている様子。
![ラズパイカメラの2軸マウント。もう1つのサーボモータを組み込み。](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0782.jpg)
サーボモータと、マウントを長いネジで固定します。
![ラズパイカメラの2軸マウント。サーボモータをねじで固定。](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0783.jpg)
サーボモータを組み込んだ2つのマウントパーツを、1つに組み上げます。
![ラズパイカメラの2軸マウント。マウント組み立て。](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0789.jpg)
こちらは、横から見た様子。
![ラズパイカメラの2軸マウント。マウント組み立て。ホーン部拡大。](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0790.jpg)
マウントに、pi cameraを取り付けます。
マウントとpi cameraをネジで取り付ける場合は、マウントに穴をあける必要があります。
穴あけ加工の様子は写真を撮り忘れてしまいました。
マウントにpi cameraを取り付けた様子はこちら。
![pi cameraの取り付け](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0796-1024x684.jpg)
取り付け箇所を上から見た様子。
![pi cameraの取り付け](https://python-academia.com/wp-content/uploads/2021/06/RaspberryPi-camera-mount_0797-1024x684.jpg)
ここまでで、2軸マウントの組み立ては完了です。
お疲れ様でした。
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まとめ
ラズパイカメラ(pi camera)用の2軸マウントの組み立て方法について紹介していきました。
マウント自体は安いのですが、加工の工程が入ってきて面倒でしたね。
まぁ、こういっためんどくささが電気工作の醍醐味だったりするので、きっとこの記事を読むような方は楽しんで作業できると思います。
本記事が皆様のお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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