pi cameraで物体追跡するために、2軸のカメラマウントを探していました。
そこでAmazonで見つけたのが、こちらのカメラマウント。
組み立て方法を解説している日本のサイトがなかったので、組み立て方法をまとめました。
パーツの加工が必要で、かつ、その加工がけっこう面倒なので、購入検討や組み立ての参考にしていただければ幸いです。
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2軸マウント組み立てに必要なもの
はじめに、組み立てに必要なものを紹介します。
サーボモータ
2軸マウントなので、サーボモータが2つ必要です。
マウントには付属しないので、自分で購入する必要があります。
ニッパー
サーボホーンの加工に必要です
ピンバイス
マウントとカメラを固定するための穴をあけるために使用します。
キリなどでも代用可能です。
マウントに穴をあけたくない方は、厚みのある両面テープでも大丈夫です。
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2軸マウント(A838)の組み立て方法
組み立て方法について順に紹介していきます。
2軸カメラマウント(A838)と、サーボモータ(SG90)の写真を参考までに載せておきます。
2軸カメラマウント(A838)の袋を開けると、下記のような部品が出てきます。
ちなみに、ネジが沢山入っていますが、すべて使用する訳ではありません。
サーボホーンの加工
サーボモータのサーボホーンを2軸マウントの部品に取り付けるのですが、
なんと、サイズが合いません。
Amazonの口コミにも載っていることですが、サーボホーンの加工が必要になります。
マウントの取り付け部とサーボホーンのサイズが合わないのが、写真から分かりますでしょうか。
重ねるともっと分かりやすいです。
というわけで、
2軸マウントのパーツに合うように、サーボホーンを加工します。
はじめは綺麗に加工したくてヤスリで削っていましたが、
時間がいくらあっても足りないので、ニッパで余分な部分を切ることにしました。
サーボホーンの腕の部分だけを削っても、うまくはまりません。
サーボホーンの底面の部分も削らないと干渉してしまうので、底面が平らになるように、ニッパで加工します。
サーボホーンが加工できたら、
マウントの裏面から、サーボホーンをネジ止めします。
サーボホーンをもう1つのパーツに取り付けます。
マウントのパーツを、サーボホーンをネジ止めした様子がこちらです。
マウントにサーボモータを取り付けます。
先ほど、マウントパーツに取り付けたサーボモータを、
逆側のマウントパーツで挟み込みます。
マウントの底面に取り付けたサーボホーンと結合させます。
マウント底面から、サーボホーンとサーボモータをネジ止めします。
なお、ネジはサーボモータに付いてきたものを使用しています。
もう1つのサーボモータを、マウントパーツに取り付けます。
こちらは、ネジ穴の位置を合わせている様子。
サーボモータと、マウントを長いネジで固定します。
サーボモータを組み込んだ2つのマウントパーツを、1つに組み上げます。
こちらは、横から見た様子。
マウントに、pi cameraを取り付けます。
マウントとpi cameraをネジで取り付ける場合は、マウントに穴をあける必要があります。
穴あけ加工の様子は写真を撮り忘れてしまいました。
マウントにpi cameraを取り付けた様子はこちら。
取り付け箇所を上から見た様子。
ここまでで、2軸マウントの組み立ては完了です。
お疲れ様でした。
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まとめ
ラズパイカメラ(pi camera)用の2軸マウントの組み立て方法について紹介していきました。
マウント自体は安いのですが、加工の工程が入ってきて面倒でしたね。
まぁ、こういっためんどくささが電気工作の醍醐味だったりするので、きっとこの記事を読むような方は楽しんで作業できると思います。
本記事が皆様のお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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